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レーダー用語解説
方位分解能水平ビーム幅と垂直ビーム幅距離分解能パルス幅パルス繰り返し周波数VRM(可変距離環)ELB(電子カーソル)ARPA
●方位分解能
自船からみて同一距離にある方位の異なる2つの物標が識別できる最小方位差をいいます。アンテナの水平ビーム幅によって決まってくるので、ビーム幅の狭いシャープな特性のアンテナをもつレーダーほど方位分解能は良いということになります。

方位分解能を向上させるには、アンテナの水平ビーム幅を狭くすればよいのですが、このためにはアンテナの水平長を長くしなければなりません。ちなみに、Xバンドレーダーで、水平300cmという長いアンテナがありますが、この場合の水平ビーム幅は0.75度ときわめてシャープです。また、逆にビーム幅が広いレドームタイプのアンテナでは、水平長40cmという超小型のものがありますが、この場合の水平ビーム幅は5.7度と極めて広くなっています。
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●水平ビーム幅と垂直ビーム幅
水平ビーム幅も垂直ビーム幅も、レーダーアンテナの特性を示します。水平ビーム幅は前述のようにアンテナの水平長により大きく異なりますが、垂直ビーム幅は一定の幅に設定されています。垂直ビーム幅はピッチングやローリングにより、レーダー探知に大きく影響を受けない角度としてあり、大体20-25度の範囲です。
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●距離分解能
自船から同一方向にある距離の異なる物標を、画面で2つの物標として識別することができる2物標間の最小距離のことです。
距離分解能は送信パルス幅によって大きく左右されます。すなわち、送信パルス幅が短いときはパワーそのものは小さいが距離分解能が良く、逆にパルス幅が長くなると探知パワーは大きくなるが分解能が悪くなってしまいます。
パルス幅はこのように距離分解能と探知能力に影響するので、探知レンジに応じて自動的に切り換わるようになっています。小型レーダーでは3種類くらい、大型レーダーでは4-5種類くらいあります。
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●パルス幅
レーダー電波は連続波ではなく、パルス波を使って効率のよい探知動作を行っています。パルスは瞬間的な信号ですが、時間幅があります。近距離レンジの場合は、0.08マイクロ秒、中距離で0.6マイクロ秒、遠距離で1.2マイクロ秒くらいが使われています。

近距離レンジでは、パワーが弱くても探知できるため分解能のよいショートパルスが、遠距離レンジではパワーを上げるためにロングパルスとなります。ただ、リバーレーダーのように全体的に近距離レンジで高分解能特性を期待する場合はパルス幅も短く設定されています。
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●パルス繰り返し周波数
パルス繰り返し周波数は、1秒間に発射する送信パルスの数のこと。単位はHz、またはPPSです。
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●VRM (可変距離環)
VRM (Variable Range Marker)のことで、物標までの正確な距離を測定するために使用します。
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●EBL (電子カーソル)
EBL (Electronic Bearing Line) のことで、物標の方位を測定するために使用します。
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●ARPA
ARPA (Automatic Radar Plotting Aid) は自動衝突予防援助装置のことです。他船の動きを詳細に分析でき、レーダー信号で一定時間、船の動きを捕捉することにより、他船がどちらの方向へ、どれくらいの速さで航行しているのかを計算します。レーダー画面上ではこれらのターゲット情報をデジタルとベクトルで表示します。ベクトル表示ではターゲットの動いている方向に一本線が伸び、その長さはターゲット自身のスピードを表します。

ARPA機能ではCPAやTCPA計算も行います。CPAは他船と自船がもっとも接近した際の2船間の距離のことで、TCPAは最接近時の時間を表します。CPAは捕捉したどのターゲットに対しても計算できるので、衝突の危険性のある物標がある場合に計算させたりします。CPAがあまりにも短いと危険船であると判断でき、回避のための転舵が必要となります。
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レーダーの仕組み レーダーの構成