最適な安全航路を視覚的に提供する新機能搭載

古野電気株式会社（本社：兵庫県西宮市、代表取締役社長執行役員：古野幸男、以下、当社）は、このほど船舶向けのカラー液晶レーダー「型式：FR-10/12」を開発し、2022年5月から発売を予定しています。当機器は、3月31日（木）～4月3日（日）に横浜で開催される国内最大のボートショー「ジャパンインターナショナルボートショー2022」において、新製品として当社ブースでの紹介を予定しています。

カラー液晶レーダー「型式：FR-10/12」

レーダーセンサーとして、従来のレーダーから固体化タイプまで充実したラインナップを誇る当社のDRSシリーズと自由に組み合わせることができ、ユーザーの多様なニーズに対応可能です。
また、チャートとレーダーを重ねて表示させるチャート重畳機能（「型式：FR-12」のみのオプション機能）を使用することで、レーダー映像に不慣れなユーザーでも簡単に周囲の安全状況を把握できます。

新機能「リスクビジュアライザー™」搭載

他船の位置と動きから、将来的に衝突のリスクがある危険領域を表示する技術です。衝突してしまう可能性がある場合には警報を出して危険を知らせます。他船との相対関係や衝突予想位置を俯瞰的に把握することができるため、ヒューマンエラーを低減し、状況把握・操船判断をサポートします。