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ニュース詳細

クラリオン、当社の最新型自律航法GPS受信モジュールを採用

2014年09月26日

業務車両向け新車載端末、SOLID AD-1シリーズ向け

古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、古野幸男社長)の最新型自律航法GPS受信モジュール「GV-86」が、クラリオン株式会社(埼玉県さいたま市、取締役社長兼COO:川本英利)のSOLID AD-1シリーズに採用されました。

クラリオンの業務車両向け新車載端末SOLID AD-1シリーズ「UA-1138A」の外観と、「eRideOPUS 6」受信チップと「GV-86」受信モジュールの外観
▲写真左)クラリオンの業務車両向け新車載端末SOLID AD-1シリーズ「UA-1138A」の外観、右)「eRideOPUS 6」受信チップと「GV-86」受信モジュールの外観(単位:センチメートル)

◆当社の「GV-86」は、自律航法(推測航法、デッドレコニング)機能を有する最新型のGPS受信モジュールです。米国のGPS測位衛星と静止衛星による位置補正システム「SBAS」(エスバス)、日本の準天頂衛星システム(QZSS)を同時に受信できるほか、衛星信号が受信できない環境(トンネルや地下駐車場、高層ビル群などのアーバンキャニオン)でもジャイロや加速度センサーの情報を組み合わせることで、自車位置を高精度に推定することが可能となり、従来比2倍の高レート測位(10Hz測位、1秒間に10回測位)や高速測位性能(ホットスタート1秒以下、AGPS)などを通じて、業界最高クラスの測位精度を提供します。

◆当社の「GV-86」は、業務車両向け端末に求められる業務用途に適したライフサイクルの長い製品供給や、24時間・365日の連続使用を考慮した堅牢・耐久設計に合致するモジュールとして採用されました。クラリオンによると、今年11月末から順次発売を開始する業務車両向けの新車載端末「UA-1138A」は、OSにAndroid™(アンドロイド)を搭載することで、業種ごとに要求される様々なアプリケーションの追加、堅牢性・耐久性を保つプラットフォームなど、業務車両用車載端末で強く求められるニーズへの対応を図るとしています。

補足情報
注1)「クラリオン」について
クラリオンは、カーナビゲーションやカーオーディオをはじめとする各種車載情報機器・システムの国内大手メーカーです。
同社に関する詳細は、下記サイトをご参照願います。
※クラリオンの製品情報サイト
http://www.clarion.com/jp/ja/products-business/navigation/UA-1138A/index.html

※9月12日に発表された業務車両向け車載端末に関するニュースリリース
http://www.clarion.com/jp/ja/corp/information/news-release/2014/0912-1/index.html

注2)GPSチップ「eRideOPUS 6」および「GV-86」について
当社が2013年3月に発表したGPSチップ「eRideOPUS 6」は、米国のGPS測位衛星はもとより、日本の準天頂衛星システム、静止衛星による位置補正システム「SBAS」(エスバス)の衛星電波を同時に受信する車載用1チップLSIです。国内では、GPSと準天頂衛星「みちびき」を受信することで測位率を改善できるなど、特に都市部での位置精度を向上していることが特徴です。「GV-86」は、この「eRideOPUS 6」を搭載した最新型の自律航法GPS受信モジュールとなります。
当社のマルチGNSSチップ・モジュールに関する詳細につきましては、下記サイトをご参照願います。
http://www.furuno.com/gppr010

本製品の販売に関するお問い合わせ先

古野電気株式会社 システム機器事業部 ITSビジネスユニット

国内営業部
〒662-0934 兵庫県西宮市西宮浜2-20
TEL:0798-33-7510

東京支店
〒130-0026 東京都墨田区両国3-25-5 JEI両国ビル7階
TEL:03-5624-7473

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