PROJECT 02
PROJECT 02
海中のゴミを見える化!
海を救う新技術に挑戦
海面、海中にあるごみの動きや量を可視化することができれば、海ゴミ回収の可能性が広がる!海をもっと豊かな場所にするために新しい技術の開発に取り組んでいます。
海の未来を守る責任
FURUNOは長年、海と、海に生きる人々に支えられてきた会社です。
そんな、私たちにとって何よりも大切な存在が今たくさんの問題に直面しています。
お世話になった海への恩返しのために私たちだからこそ取り組めることはないか、ずっと考えてきました。
海底を掃除する未来?
目をつけたのは、海洋ゴミ問題。予測では2050年に魚よりゴミの量が多くなると言われています。
「もしも海中のゴミを自在に回収することができたら」
増えていくいっぽうの海洋ゴミを一掃することで、海を昔のように生命のあふれる豊かな場所に戻すことができるのではないかと考えました。
ゴミを探知する超音波
FURUNOは海洋センシング技術を駆使して、船の安全な航海や安定的な漁業活動を世界中の海でサポートしてきた会社です。また、「みえないものをみる」海洋DX技術を発展させることで、海況予測や水産業の効率化・資源管理型漁業に挑戦するなど、海で働く方々のさらなる助けとなるべく独自の進化を重ねてきました。
このFURUNOのベース技術の1つである「超音波」と海況予測を組み合わせることで、目に映らない海中のゴミの動きを、見えるようにできないだろうか。
陸から海に流出するゴミのうち、95%のゴミは海中に沈んでいると言われています。海況予測でゴミが沈んでいる場所を見定め、溜まっているゴミの状況を超音波で捉えてデータベース化していく。そうすれば、まるで海の底を眺めるのと同じくらいの精度で、海中のゴミの位置とその量を把握することができるはず。
この実現に向けて、私たちの挑戦は始まっています。
多くの仲間と協力が不可欠
私たちのゴールは、各企業と連携することで「海洋ゴミの回収を図るスキームを作り上げること」です。
ゴミを見えるようにする私たちのほかにも、海底からゴミを回収する役割、そのゴミを運ぶ役割、新たな資源として活用する役割などなど、協力してくださるたくさんの仲間が必要です。
海を昔のように生命のあふれる豊かな場所に戻すため、一緒に夢を追いかけてくれる企業との出会いを私たちは待っています。