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お客さまへの配慮

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品質・サービス向上への取り組み

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基本的な考え方

基本的な考え方

お客さまとの信頼関係を構築するため、世界中のお客さまの声を真摯に受けとめ、研究・開発からサービスまですべての部門が、より高品質な製品・サービスの提供に取り組んでいます。

フルノは、”「製品の品質」は「仕事への取り組みの品質」によってつくられる”ことを理念に、顧客に「満足」いただける製品・サービスを提供し、社会から「信頼」される企業であり続けることを目指しています。

品質基本方針

「製品の品質」は「仕事への取り組みの品質」によって創られ、これらの品質によって、顧客の「信頼」と「満足」を得ることが出来る。

品質への取り組み

品質への取り組み

お客さまに安心してお使いいただける製品を提供するために、当社では品質マネジメントシステム(ISO 9001)を基準に、過酷な環境でも適合するよう、独自に構築した「適正品質基準」や「開発段階ごとの信頼性評価手法」を取り入れ、設計から開発、 調達、生産などあらゆる段階において、品質の維持・管理に努めています。

ISO 9001認証取得状況

2018年8月現在

事業所名 認証機関
(登録番号)
登録範囲 登録年月
舶用機器事業部
LRQA
LRQA
(No.0066639)
ISO 9001:2015
船舶電子機器及び通信 /センサーシステムの設計、開発、製造、船舶営業販売、官公庁へのシステム営業販売及び、装備・サービス提供の管理
ISO 9002
(1994年11月)
ISO 9001
(1996年1月)
以降継続更新
システム機器事業部
TUV SUD Japan
TUV SUD Japan
(No.12 100 17099 TMS)
TUV SUD Japan
(Q5 17 03 92136003)
ISO 9001:2015
ITS製品、GNSS受信装置、医療機器(生化学自動分析装置、超音波骨密度測定装置)の開発、製造および販売
ISO 13485:2016
医療機器(生化学自動分析装置、超音波骨密度測定装置)の開発、製造および販売
ISO 9001
(1997年3月)
EN46001
(1996年3月)
以降継続更新
航空・防衛事業部
BSK、JAB
BSK(No.BSKA0187)
JAB(No.CM023)
JIS Q 9001:2015(ISO 9001:2015)
JIS Q 9100:2016

航空機用、地上用および艦船を含む船舶用電子機器の設計・開発、製造およびサービス(含む修理)
JIS Q 9001
(1998年9月)
JIS Q 9100
(2013年1月)
以降継続更新

品質試験

品質試験 イメージ

商品の安全性を正確に評価するため、自社内に温度や湿度・振動などによる環境試験をはじめ、各国のEMC規格に基づく試験・評価が行える環境を整え、厳しい試験を繰り返すことで、お客さまに安心してご使用いただける商品づくりに努めています。また、市場導入後に不具合が発生した場合には、各種分析結果を基に不具合の原因究明を行い再発防止に努めています。

電気・電子機器から放出される電磁波により、他の機器や人体へ影響をおよぼすとされている電磁波干渉の試験。この試験により、基準値以上の不要電磁波を出さない製品、基準値以下の妨害電磁波により誤動作しない製品を作ります。

製造品質の維持・向上への取り組み

トレーサビリティシステム イメージ

三木工場では、各製造工程において、製造方法および検査基準を明確に定めるとともに、製品の生産履歴や製造設備点検実績を追跡管理するトレーサビリティシステムを構築しています。使用部品のメーカー生産拠点、時期、製造工程での合否判定などの品質記録は、このシステム運用上欠かせないデータであり、生産活動の重要項目として管理しています。

サービス体制

安心のサ―ビス体制

お客さまのニーズに的確・迅速に応えるため、さまざまなサービス体制を構築しています。

グローバルサービス体制

全世界に顧客を持つ商船部門では、効率のよいサービスを提供するために、「SMS(Service Management System)」というオンラインシステムを導入しています。SMSはウェブ上で閲覧できるデータベースで、製品サポート履歴や故障予防策、サービスの進捗や結果報告書などの情報をストックしています。 問題点や気づきなどがあった場合は、営業やサービス部門、開発、品質部門へとフィードバックされ、品質の改善や業務品質の向上に役立てています。

また、全世界の拠点でこのデータベースを共有し、サービスネットワークを展開しています。
機器修理の依頼を受けた際は迅速に修理作業が行なえるよう、各国で最適化したスペアパーツキットを備え、サービス需要に対応できる体制を整えています。

技術サービスに関する教育・研修

海外サービスエンジニアへの技術支援 イメージ

当社の舶用電子機器は操作性に配慮してつくられていますが、それらが100%の性能を発揮して安全・安心な航行に寄与するためには、製品の品質はもとより、現地での適切な装備や設定、操作指導による装備品質の向上が不可欠です。そのため、サービス技術員に対しては、基本技術を取りまとめたガイドラインを基に教育カリキュラムを徹底するほか、海外の現地法人では、造船所への装備・設置指導のほか、お客さまに適切な操作説明をするための勉強会を積極的に実施しています。

船員向けトレーニングサービスの提供

船員向けトレーニングサービスの提供 イメージ

ECDISの搭載が義務化され、貨物船や旅客船などで装備が進められています。ECDISを搭載することで、海図情報の管理や航行監視のプロセスの簡素化、座礁などによる海難事故などの回避が図れますが、これらのメリットを十分に享受するためには、ECDISの性能や操作方法を熟知しておく必要があります。そのためフルノでは、デンマークやシンガポールなどに「フルノINSトレーニングセンター(INSTC)」を開設し、通常の操作はもちろん、緊急時の対処法などを身につける教育訓練を実施しています。2012年からはインターネット回線を使った通信教育を開始しており、顧客環境に応じたトレーニングサービスを提供することで、顧客満足の向上と安全航行に寄与しています。2015年には新たに、ECDISコールセンターを開設。FAQ対応の迅速化、充実化を図り、さらなる顧客満足の向上を図っていきます。

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