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さかなのおにいさん
かわちゃんブログ

vol.1 さかなのおにいさん かわちゃんです

2023/10/2

はじめましての自己紹介

はじめまして!
さかなのおにいさん かわちゃんです。
時々間違って「魚屋の兄ちゃん」とか「さかなクンのお兄さん」と言われることもありますが、正しくは「うたのおにいさん」のようにさかなのことを子どもたちに楽しく伝える「さかなのおにいさん」と申します!

普段は、読売テレビの「かんさい情報ネットten.」や「す・またん」など情報番組で水族館の紹介・解説をしたり
さかなの生態を四コマで解説した絵本を描いたり
テレビ東京系「シナぷしゅ」でうたやアニメーションのイラストを制作したり
川田一輝としてKiss FM KOBEのサウンドクルー(ラジオDJ)や声優をしたりしています。

一言でいうと、声やイラストで「伝える」ことが本業です。

……いや、情報量多いな!と、自分でも思います。
でも実はすべてにちゃんと理由があるんです。

さかなを好きになったきっかけ

僕がさかなを好きになったきっかけは、幼稚園に入る前の小さい頃でした。
父親が熱帯魚の飼育にハマっており、玄関にアマゾンの巨大ナマズを飼育し始めたのです。

「この子はクジラの赤ちゃんのクゥちゃんやで」と騙されて育った僕は、ある日図鑑に「レッドテールキャットフィッシュ」と書かれているのを発見し、クゥちゃんは「ナマズのナァちゃん」だったと知り衝撃を受けました。大人もウソつくんや……!!

幼稚園に上がると、同じマンションに引っ越してきた、さかなオタクの男の子と仲良くなり、毎日のように水族館や釣りに繰り出しました。
彼が教えてくれたことや、彼が転校してしまう最後の日にくれたさかな図鑑が、今でも僕の活動のエネルギーになっています。

さかなのおにいさんになった日

学生時代は西宮の関西学院でグリークラブという合唱部に打ち込み、うたのおにいさんを目指したのですが、あえなく挫折。
それでも歌と同じように声を使う仕事がしたいと、卒業してからはフリーアナウンサーやラジオDJの仕事を始めました。

数年後、Kiss FM KOBEのDJオーディションでグランプリをいただき、さかな好きが高じて須磨海浜水族園の番組を担当させていただくことになりました。
その番組へ届いた一通の手紙が、人生を変えたのです。

手紙には「親子でいつもラジオを聴いています。先日、息子が潮干狩りで貝と一緒にたくさんのゴミを拾ってきました。すごいね!と褒めると当たり前のように、だってさかなのおにいさん かわちゃんみたいにさかなのこと友達やと思ってるから。お家にゴミあったら可哀想やん、と話してくれました」とお礼が綴られていました。

今までたださかなを好きだった自分に、その「好き」を子どもたちに伝えられればさかなや海に恩返しができるんだと教えてくれたのです。
その日から「さかなのおにいさん かわちゃん」として、子どもたちに向けてさかなの魅力を伝える活動を本格的に始めました。

もっと分かりやすく伝えるためには紙芝居とクイズだ!とイラストを描き出したのもちょうどその頃からです。
SNSでたくさんの方に見ていただき、数年後には書籍化もしました。

FURUNOさんとのきっかけ

そういった活動の中で、西宮阪急さんのイベントでFURUNOのみなさんと出会いました。
さかなのおにいさんの想いに共感いただき、イベントや企画を重ねる中で、これからはアンバサダーとしてよりたくさんの子どもたちに伝えていこうと手を取り合う運びとなりました。
僕の好きな井上ひさしさんの言葉に「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく……」という標語があります。
関西人としてできる限りオモロくさかなの魅力を伝え、さかなを「好き」になった先で環境問題や課題を分かりやすく深く伝えていきます。

学生時代を西宮で育った僕にとって、FURUNOさんと一緒に海の未来へ向けて活動できることを心から嬉しく思っています。

「子どもがさかなを好きになれば、海は綺麗になる」

さかなのおにいさんだけのメッセージではなく、これからはFURUNOさんと届けられるのが楽しみです。
西宮の小学校や幼稚園をまわって、楽しいおさかな講演ができたらいいな〜。西宮浜でゴミ拾いや釣り大会もしたいな!……なんて、勝手に夢を膨らませてます。

見えない未来を見に行きましょう。
これからどうぞよろしくお願いいたします!