vol.14 美味しいサンマには3つの秘密がある!?
どうも!FURUNO公式アンバサダー、さかなのおにいさん かわちゃんです。
普段はテレビ東京「シナぷしゅ」でおさかなソングを作って歌ったり、絵本作家として本を出版したり、イベントでさかなの魅力を子どもたちにオモロく分かりやすく伝えています。
今日は秋に美味しいサンマの話です。
サンマは北太平洋に広く分布するダツ目のさかな。実はメダカとも同じ仲間です。
全く違うように見えるサンマとメダカの共通点は、卵に毛が生えていて海藻に絡みつくようになっていることなどがあります。
他の魚に比べても脂肪が多く、塩焼きは日本の秋の味覚の代表!
ただ実はその美味しさの秘密は「3つの短い」にあったのでした。
お店によっては生サンマの販売期間は9〜10月のおよそ1ヶ月だけ。
もちろん灰干しや冷凍などで1年間通して食べることはできますが、新鮮なお刺身を食べるには漁期の関係で1ヶ月ほどしかないんです。
オホーツク海にいる7月頃から漁は始まりますが、根室から襟裳岬沖あたりに南下する9-11月が脂が乗って美味しいとも言われています。
実はサンマには胃がありません。
「無胃魚」と言い、他にはメダカやコイも無胃魚です。
直行する腸がそのまま肛門へと繋がっているため、食べた餌は20〜30分ほどで消化されてプリッと排出されます。
うんちが少ないから内臓(はらわた)も美味しく食べられるんですね。
寿命は1〜2年。マイワシが8年、マサバが10年と言われているので、比べてもとても短命です。
その短期間で35センチほどまで大きくなるので、プランクトンやエビ・小魚などのエサをたくさん食べます。だから脂を蓄えていて美味しいとも言われています!
ちなみに美味しいサンマの見分け方はこちら
イケメンの3ポイント!
①目が綺麗で濁っていないもの
②背中が盛り上がってる小顔なもの
③口先がほんのり黄色いもの
そんなことを歌った曲とアニメーションを作ったので、こちらをみて美味しいサンマを選んで食べてください!
サンマ漁は、魚群探知機(ソナー)を装備した漁船によって夜に行われます。光に集まる習性を利用して集魚灯を焚いて獲るのです。
ソナーとは音波によって物体を探知する装置です。魚群探知機が船の真下を探知するのに対し、周囲方向を探知できるものをソナーと称しています。
ソナーによってサンマの群れを見つけることができます。見えないものを見るFURUNOの技術のおかげで美味しいサンマが食べられるんですね!