vol.7 みんな騙されてる!?マダイに隠された真実とは
どうも!FURUNO公式アンバサダーのさかなのおにいさん かわちゃんです。
今回はFURUNOの本社がある(そして僕の母校がある)西宮にまつわるさかなについて、意外と知られていない真実をお話ししましょう。
そのさかなとは…マダイです!
古くから西宮では漁業が盛んに行われてきました。西宮神社の前で取れるマダイは「御前の鯛」と呼ばれ、神前の魚であることに加えてその美味しさが昔から賞賛されていたのです。
なぜ王様と呼ばれているかというと、遡ること平安時代。武士が台頭してきたこの時代に、トゲが並び固いウロコに覆われたタイの姿は「武士の鎧兜のようだ」と武士たちに持て囃されました。まるで将軍のようだというのが「さかなの王様」と呼ばれる説の一つなんです。
さらに平安時代に始まった、マダイにまつわる儀式があります。
赤ちゃんにお餅を食べさせる「百日」から始まったお食い初め。
鎌倉時代には餅から魚肉に変わり「真魚初め」と呼ばれ、マダイが食べられるようになりました。
マダイはタンパク質が多く脂肪分が少ないので、消化吸収もよくお子さんや高齢の方にもぴったり!ダイエットをされている方にも適しています。
そんなマダイが美味しすぎて…!?
「自分らニセモノなんかーーい!!」
キンメダイ、アマダイ、イシダイなど、名前に「タイ」とつくのに実はマダイの仲間ではありません!
マダイには旨み成分であるグルタミン酸やイノシン酸が多く含まれています。
そんな美味しいマダイのブランドにあやかろうと付けられた名前のさかなたちを「あやかり鯛」と呼びます。
真似したくなるくらい美味しい、やっぱりマダイは王様なんですね。
引用:https://www.furunostyle.jp/jp/mechanism/page17.html より
イワシやアジなど群れで泳ぐさかなは雲のような塊で映ることがありますが、場合によって単独で泳ぐマダイなどはこんな風にブーメランの形で映ることも!
僕も初めて魚群探知機を見たとき、くっきりと自分の仕掛けや魚の影が映ってワクワクしたのを覚えています。
「見えない世界を見る」魚群探知機の技術があるからこそ、僕らは安定して美味しくマダイが食べられるんですね。