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ニュース詳細

手漕ぎ自転車で日本一周へ

2008年11月22日

古野電気社員「自分の力を試したい!」

当社社員・神原史直(40歳)は、下半身に障害がありながら、腕でハンドルを回転させて走行する手漕ぎ自転車(ハンドサイクル)で、日本一周分割走行に挑戦しています。

神原によるハンドサイクル・日本一周の試みは、昨年10月19日、尼崎の自宅出発から始まりました。山陽、四国、九州の海岸線道路を走破し、山陰路を東進して、今月初め(11月3日)に能登半島の七尾市に到着しました。
途中、各地で大勢の方の応援を受けています。ブログを見た人、田舎道でのお年寄り、長距離トラックのドライバー、漁港の漁師さん、そして今では追っかけファンもできるなど、大勢の人々の応援・支援が大きな力となって彼の挑戦を支えています。
「やる気があれば何でもできる」、「同じような障害を持つ人に勇気を与えたい」と、神原は時間をかけて日本一周に挑戦しています。

◆今週末、11月22~24日の3連休を利用して、七尾市を拠点に能登半島をぐるりとひと回りし、七尾市に戻ります。(七尾→輪島→宇出津→七尾)
◆29~30日には七尾市を出て、氷見市を通り、富山湾沿いに滑川市まで走行予定です。

ハンドサイクル イメージ

ハンドサイクルとの出会い

神原がハンドサイクルに巡りあったきっかけは、昨年4月、アーチェリー指導員からの「おもしろいものがあるけど・・・」の一言でした。彼は下半身に障害があるため、自転車走行などは到底考えられなかったことでしたが、初めてハンドサイクルに試乗したとき、大きな夢を、可能性を掴んだのだと確信しています。そして、夢で終わっていた日本一周を、このハンドサイクルで実現したいと決意しました。
神原は、「やる気があれば何でもできる」、「夢は実現できるもの」、「やってみないとわからない」、「足が不自由でも自由に動ける」、「同じような障害を持つ人に勇気を与えたい」と語り、この日本一周への挑戦は自分自身の力をためす旅でもあるとしています。また、日本一周達成後、自分自身がどのように変化しているのかが楽しみだとも語っています。

行程

初回の走行は、2007年10月のスタートでした。兵庫県尼崎市の自宅を出発したあと、相生市まで走行しています。
【回り方:尼崎(自宅)→相生→広島→しまなみ街道→四国一周→山口→九州一周→山口→日本海側東進・北上→能登。→→→北陸→青森→北海道一周→青森→太平洋側南下→東海道→紀州→大阪→尼崎(自宅)】
◆日本一周の総距離約10,600キロメートル
◆ゴール目標:2011年10月、尼崎市の自宅へゴール予定

神原 史直 ブログ

日本一周ブログ:http://kobutarow.cocolog-nifty.com/blog/
日本一周WEB:http://e-gatten.sakura.ne.jp/index.html

スポーツ歴
合気道(2段)、アーチェリー(障害者の全国大会種目別で二度の優勝)、チェアスキー(3級)、スクーバーダイビング(AOWライセンス取得)

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