労働安全衛生の取り組み
労働安全衛生法などの関係法令および社内諸規定に基づき、「安全衛生管理規程」を定めています。主要事業所には総括安全衛生管理者を置き、毎月、安全衛生委員会等にて労使との協議の場を設け、労働にともなう災害や疾病の防止と、快適な職場環境の維持に努めています。
メンタルヘルスケア
当社は、従業員のメンタルヘルス不調を未然に防止するため、2005年より国内グループ会社従業員を対象に、心の健康調査(JMI)を3年に1度実施してきました。2016年からは、労働安全衛生法の改正(2015年12月1日施行)に基づき、メンタルヘルス体制を見直すとともに、年1回実施するストレスチェックの結果から、従業員のメンタルヘルス状況を把握し、検査結果を職場の環境改善につなげ、働きやすい職場づくりに努めています。
メンタルヘルスケア体制
過重労働の防止
長時間労働削減の対策として、週2回のノー残業デーを設けています。また、ITを活用した業務効率化による作業量の低減や、事業所ごとに有給休暇取得強化月間を設定し、有給休暇の取得を促進することで、従業員の健康維持とモチベーションの向上を図っています。
年次有給休暇の取得状況
平均有給休暇付与日数 |
18.8日 |
18.9日 |
19.0日 |
有給休暇の取得率 |
79.4% |
83.6% |
83.3% |
従業員一人あたり月平均残業時間
古野電気単体 |
15.1時間 |
16.0時間 |
15.1時間 |
一般社員、定時社員、嘱託社員、臨時従業員が対象です。
労働災害の防止
労働災害を発生させないために、「職場衛生点検表」を活用し、職場の安全衛生点検を実施しています。職場ごとに業務の安全性を確認するとともに、一人ひとりが責任を持って安全衛生に取り組むよう自覚を促しています。また、職場の危険性や有害性を早期に発見するため、全国安全週間・全国労働衛生週間の期間等に、安全衛生委員および労使の代表による「職場パトロール」を実施しています。そして、事業所内の設備に関するリスクを重大性、可能性、頻度毎に点数化することでリスク評価を行い、その改善を図るよう努めています。加えて、新規設備の導入時には安全衛生委員会による現場チェックにより安全性の確認を徹底するなどリスク低減に向けた取り組みを推進しています。
休業度数率、強度率の推移
度数率 |
0.33% |
0.65% |
0.33% |
強度率 |
0.001% |
0.005% |
0.005% |
対象範囲:西宮事業所、三木工場、フルノINTセンター