推進体制
コンプライアンス活動を推進するため、社外委員(弁護士)を含む「コンプライアンス委員会」を設置。各部門・各グループ会社においても「コンプライアンス推進責任者」「コンプライアンス推進担当者」を選定し、グループ全体で統一・連携した推進体制を構築しています。なお、コンプライアンス推進体制につきましては、統括部門担当役員(法務室担当役員)と統括部門長(法務室長)が統括してその維持・改善に努めています。
教育・啓蒙
コンプライアンス意識の向上を図るため、フルノグループの全役員・従業員に業務上の行動基準をまとめた「コンプライアンス・ハンドブック(日・英・中)」の配布またはデータ提供をしています。国内フルノグループにおいては「コンプライアンス・カード」を配布するとともに、全社員向けのeラーニングや新入社員・役職者などを対象とした階層別教育を実施しています。また、毎年10月を「コンプライアンス推進強化月間」と定め、社長メッセージや「コンプライアンス・ハンドブック」の内容を放送しています(一部事業所除く)。
このほか、コンプライアンス事例に対する考え方について社員間で意見交換を行う「職場勉強会」の実施、コンプライアンス関連情報の定期配信等をおこなっています。また、海外拠点に向けては、グローバル・コンプライアンス体制の強化の観点から、「フルノグループ行動規範」の理解向上のための学習教材の提供およびの情報発信をおこなっています。
内部通報制度
日常業務を遂行するうえでの法令違反・不正行為などに関する相談・通報窓口として、2005年より社外弁護士事務所・法務室を窓口とする企業倫理通報窓口「フルノほっとライン」を設置しています。フルノグループの従業員はもとより、取引先の従業員や、当社を含むフルノグループの事業に直接・間接的に関係のある方の利用も可能とし、企業経営の透明性・公平性を高めています。また、制度の運用については、通報者が不利益を被ることのないよう十分に配慮するとともに、必要に応じて通報内容と会社の対応結果を関係者等に通知し、再発防止のための注意喚起を行っています。
また、通報者が不利益を被らないよう、その保護にも努めています。なお、再発防止のために、通報内容と会社の対処結果を必要に応じて当社・グループ会社の役員・従業員等に通知し、周知徹底を図るようにしています。