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2021年06月30日
建設現場用無線LANの実用化
古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、代表取締役社長執行役員:古野幸男、以下、当社)の「5GHz帯導波管通信方式による建設現場用無線LANの実用化」が、第32回電波功績賞「電波産業会会長表彰」を受賞いたしました。
▲左:「ウェーブガイドLAN」(アンテナ中間(WGL-13)とAPボックス端部(WGL-12A))、右:ビル建設現場での活用シーン
電波功績賞は、一般社団法人電波産業会(東京都千代田区、以下、ARIB)により、電波の有効利用に関する研究開発において、画期的かつ具体的な成果をあげた個人・団体、あるいは電波を有効利用した新しい電波利用システムの実用化に貢献した個人・団体に対して授与されるものです。
当社の建設現場用無線LANは、建設現場で足場として使われる単管パイプを導波管として活用した無線LANシステムです。単管パイプと電波を放射するアンテナユニットを組み合わせることで、LANケーブルを各フロアに敷設することなく建物全体に堅牢で快適な無線通信環境を構築します。
今回の表彰理由についてARIBでは、「高層ビルなどの建設現場において、施工のICT化を推進することを目的に、汎用的な建材である足場パイプを5GHz帯の導波管として活用し、この導波管を、垂直に階をまたいで設置し各階に導波管アンテナを設置する構成の、設置が容易で、安価かつ高性能な無線LANシステムを開発し、商用化を達成するなど、電波の有効利用に大きく貢献した。」としています。
「ウェーブガイドLAN」の詳細は、下記製品情報サイトをご参照願います。 URL:https://www.furuno.com/special/jp/waveguidelan/
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