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2022年01月01日
古野電気株式会社 代表取締役社長 古野 幸男
新年、明けましておめでとうございます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大するなか、各国が行動規制やワクチン接種に取り組み、加えて大胆な金融緩和や、財政出動を実施したことで、経済も回復してきました。ただ、ここにきて感染力が強い変異種が世界で拡散しており、懸念されるところです。
経済活動の正常化に向けた当面の課題として、海上物流のひっ迫や半導体をはじめとする部材の供給不足があります。一方で、「グリーン化」と「デジタル化」をキーワードに脱炭素の動きが加速しています。これは海事業界全体に関わる喫緊かつ中長期的課題ですが、同時に持続可能な将来を実現するための投資の機会でもあると、前向きに捉える必要があると思います。
商船分野では、温室効果ガス削減向けガス焚きやEEDI(エネルギー効率設計指標)対策の新造船の発注が増加しています。漁業分野では、漁獲や養殖から加工、流通に至るトレーサビリティを意識した資源管理が求められるようになってきました。 当社は、自律航行の実現に向けた研究開発やスマート漁業、さらには再生可能エネルギーとして日本でも注目されている洋上風力発電の運営支援など、業界の枠組みを越えた新たな価値共創を積極的に進めていきます。
当社は、2030年までの経営ビジョンを定め、「安全安心・快適、人と環境に優しい社会・航海の実現」を目指し、経営を推進しております。 今年は「事業の体質改善による資源の捻出・体力強化」をテーマとするフェーズ1の最終年度を迎えます。次なる飛躍に向けた一年として、「お客様が何を求めているのか」、「お客様に提供する価値は何か」を常に自問しながら、行動してまいります。
今年も皆様の一層のご指導、ご鞭撻をお願いして、新年の挨拶とさせていただきます。
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