～新技術を搭載したプレジャーボート向け商品など、多彩な機器をラインナップ～

古野電気株式会社（本社：兵庫県西宮市、代表取締役社長執行役員：古野幸男、以下、当社）は、3月31日（木）～4月3日（日）に開催される国内最大のボートショー「ジャパンインターナショナルボートショー2022」へ出展いたします。昨年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりバーチャルでの開催となりましたが、今年はオンライン会場とリアル会場を組み合わせたハイブリットボートショーの形式で開催いたします。

出展概要

当社では、新製品の船舶向けカラー液晶レーダー「型式：FR-10/12」やレーダーセンサー「型式：DRS4D X-Class」のほか、ネットワーク魚探「型式：DFF3-UHD」を出展します。さらに新機能として、オートパイロット「型式：NAVpilot-300」に搭載された「FishHunter™ Drive（フィッシュハンタードライブ）」を発表します。

カラー液晶レーダー「型式：FR-10/12」

最適な安全航路を視覚的に提供する新機能「リスクビジュアライザー™」を搭載しています。レーダーセンサーとして、従来のレーダーから固体化タイプまで充実したラインナップを誇る当社のDRSシリーズと自由に組み合わせることができ、ユーザーの多様なニーズに対応可能です。なお、カラー液晶レーダー「型式：FR-12」は、2021年度のグッドデザイン賞を受賞しています。

レーダーセンサー「型式：DRS4D X-Class」

60cm型のレドームタイプのレーダーセンサー「型式：DRS4D X-Class」が追加されました。これまでオープンタイプのみであったバードモード対応のレーダーセンサーのラインナップに、装備性の高いレドームタイプが新たに加わりました。

ネットワーク魚探「型式：DFF3-UHD」

新たに出力3kWのTruEcho CHIRP™に対応したネットワーク魚探「型式：DFF3-UHD」を追加し、ネットワーク魚探のラインナップを拡充しました。今回のハイパワー機器の拡充によって、より深くターゲットや海底の様子を探知できるようになりました。

「FishHunter™ Drive（フィッシュハンタードライブ）」

スズキ株式会社（以下、SUZUKI）と共同開発したオートパイロットからのエンジン制御を実現する新機能です。これまで操船者の大きな負担となっていたポイント保持や自船方位保持を自動化することで操船者もフィッシングに集中でき、より自由なボーディングを可能にします。

シングルファンクションディスプレイ「型式：SFD-1010/1012」（参考出展）

マルチビームソナー、魚探センサー、レーダーセンサーから1種類のセンサーを組み合わせて表示・操作を行えるシングルファンクションディスプレイ「型式：SFD-1010/1012」を参考出展します。

これら新製品・新機能の出展を通じて、海を愛する皆さまにより快適なマリンライフをご提案いたします。

出展予定機器：型式

（新製品）

• カラー液晶レーダー「型式：FR-10/12」
• レーダーセンサー「型式：DRS4D X-Class」
• ネットワーク魚探「型式：DFF3-UHD」

（参考出展）

• シングルファンクションディスプレイ「型式：SFD-1010/1012」

（その他出展）

• NavNet TZtouch3「型式：TZT9F/12F/16F/19F」
• レーダーセンサー「型式：DRS6A-NXT、DRS4W」
• ネットワークマルチビームソナー「型式：DFF-3D」
• GPSプロッタ魚探「型式：GP-1871F/1971F、GP-3700F」
• オートパイロット「型式：NAVpilot-300、NAVpilot-711C」
• サテライトコンパス「型式：SCX-20/21」
• インスツルメント「型式：FI-70」
• GPS航法装置「型式：GP-39、GP-170」

その他見どころ

１．セーリングチーム「MILAI AROUND THE WORLD」のご紹介

当社は、2021年よりセーリングチーム「MILAI AROUND THE WORLD（以下、MILAI）」とサポート契約を結んでいます。今年6月より開催するダブルハンド世界一周ヨットレース「GLOBE40」に出場するMILAIへ電子機器の提供およびサポートを行っており、今回の当社ブースにおいてもMILAIの挑戦について紹介するコーナーを設けています。

～ダブルハンド世界一周ヨットレース「GLOBE40」について～
GLOBE40はClass40（全長12m）のヨットに2人で乗って世界一周するヨットレースです。今年6月にモロッコ・タンジェを出発し、8レグに分かれて世界7か所の寄港地を経て、約9か月をかけてスタート地へと戻ります。当レースの特徴は、ダブルハンド（2人乗り）であるということで、寄港地で2人のうち1人は交代することができます。

２．災害・危機管理通報サービスのご紹介

自然災害への備えとして、当社のGPSプロッタ「型式：GP-39、GP-170」にて、準天候衛星システム「みちびき」衛星経由で送信された災危通報を受信することが可能です。通信網が脆弱な海上やインフラの被災により通信が途絶した状況においても地震や津波などの災害情報などを把握することができます。

展示会概要

展示会名称：ジャパンインターナショナルボートショー2022
公式ウェブサイト：https://www.boatshow.jp/
会期：2022年3月31日（木）～4月3日（日）　10:00-17:00
※初日3月31日（木）は11：30開場、4月2日（土）はパシフィコ横浜のみ19：00閉場
会場：パシフィコ横浜展示ホール
　　　横浜ベイサイドマリーナ
　　　オンラインボートショー
主催：一般社団法人 日本マリン事業協会

本展示会の出展ならびに商品に関するお問い合わせ先

古野電気株式会社
舶用機器事業部　国内営業部 （担当：森本）
〒662-8580　西宮市芦原町9-52　TEL：0798-63-1085