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ニュース詳細

太陽光給電・かんたん設置のAIカメラで園児の置き去り防止

2022年11月01日

ミマモルメ・雲雀丘幼稚園と共同で実証実験を開始

古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市代表取締役社長執行役員:古野幸男、以下、当社)は、このたび阪急阪神ホールディングスグループの株式会社ミマモルメ(本社:大阪市福島区、社長:小坂光彦、以下、ミマモルメ)および学校法人雲雀丘学園(住所:兵庫県宝塚市、雲雀丘幼稚園園長:大冨亜紀、以下、雲雀丘幼稚園)と共同で、通園バスで園児の置き去りを防止する見守りサービスの実用化に向けてAIカメラを活用したバス車内の園児見守りの実証実験を開始します。

実証実験の背景

  • 昨今の通園バスでの園児置き去りの社会問題化を受け、様々な企業が置き去り防止装置の開発を行っていますが、電源確保や大掛かりな設置作業が普及の妨げとなっています。そこで、当社とミマモルメは、ソーラーパネルを通じてかんたんに電力供給を行えるAIカメラを活用した見守りシステムを新たに開発しました。


  • 左) AIカメラ
    右) ソーラーパネル(ダッシュボードに設置)

実証実験期間

2022年11月1日~12月1日

当社のAIカメラを活用した見守りシステムの特徴

  1. かんたん設置
    電源工事が不要でシンプルな構成のため、誰でもかんたんに通園バスへの設置が可能です。
  2. 超低消費電力
    ソーラーパネルで発電し、フル充電の場合は無日照時でも7日間の稼働(5分毎の撮影の場合)が可能です。
  3. 置き去り検知時の通知
    停車中や悪天候、屋内駐車、夜間でも24時間園児の置き去りがないか見守り、置き去りを検知した際には施設関係者へメール・電話・パトライト・アラート等で通知します。

本実証実験では「AIカメラによる骨格検知(先生と子どもの区別化)および置き去り状態の検出」「異常検知時のアラート作動状況(メール・電話・パトライト・アラート等)」「耐久性(運転時の振動等)」を検証します。
当社では本実証実験のほか、個人情報やプライバシーに配慮した施設・屋外の混雑情報の提供や不法投棄・侵入監視システム、不審者・緊急時のアラートなど、本技術を活用できる分野への展開も進めています。

【参考:設置イメージ】

株式会社ミマモルメ 概要

住所:大阪府大阪市福島区福島3丁目14番24号
設立:2017年8月
代表者:代表取締役社長 小坂 光彦
事業内容:あんしん事業(ミマモルメ)・教育事業(プログラボ)
https://www.hanshin-anshin.jp/(ミマモルメ)、https://www.proglab.education/(プログラボ)

学校法人雲雀丘学園 雲雀丘幼稚園 概要

住所:兵庫県宝塚市雲雀丘4-1-3
設立:1950年5月
代表者:園長 大冨 亜紀
事業内容:幼保連携型認定こども園
https://www.hibari-hkg.ed.jp

古野電気株式会社 概要

住所:兵庫県西宮市芦原町9-52
設立:1951年5月
代表者:代表取締役社長執行役員 古野 幸男
事業内容:舶用事業、産業用事業、無線LAN・ハンディターミナル事業
https://furuno.co.jp/

本件についてのお問合せ先

株式会社ミマモルメ あんしん事業部 TEL:06-6734-7282(受付時間:平日8:45~17:45)

2022年11月1日発表(ミマモルメ):通園バス内を簡単設置の AI カメラ(ソーラー充電)で見守ります~雲雀丘学園幼稚園・古野電気と共同で「置き去り防止」実証実験を開始~
https://www.hanshin-anshin.jp/assets/pdf/release/info20221101.pdf

関連リンク

2022年6月1日発表(古野電気): 野菜の売れ行きを就農者にライブ配信する実証実験を実施
https://furuno.co.jp/news/general/general_category.html?itemid=1170&dispmid=1017

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