バイタルデータ連携で、新たな楽しみ方を提供
古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、代表取締役社長執行役員:古野幸男、以下、当社)は、昨年に引き続き、超高層ビルやタワーなどの非常階段を駆け上がり到達タイムを競い合う、アーバンランニング種目「ステアクライミング(階段マラソン)」(大阪)のテクニカルスポンサーに就任しましたのでお知らせいたします。本大会は、日本初開催となる世界選手権『2023 STAIRCLIMBING WORLD CHAMPIONSHIPS』 としても開催され、「世界チャンピオン」の称号をかけて、各国のトップアスリートが大阪のランドマーク「あべのハルカス」を駆け上がります。
当社では本大会に、ビル建設現場向け無線LANシステム「ウェーブガイドLAN」※1(以下、ウェーブガイドLAN)を技術協賛し、バイタルセンサーとの連携で、新たなステアクライミングの楽しみ方を提供します。
ウェーブガイドLAN※1 x バイタルセンサー連携
高層ビル建設現場に安定した無線LAN環境を構築できるウェーブガイドLANにバイタルセンサーを連携させた新しいイベントの楽しみ方を紹介します。今回の大会では、エリート枠の選手すべてにBluetooth対応のバイタルセンサーを身に着けてもらい、今まで知り得なかったトップ選手の走行中のバイタルデータ(脈拍や緊張度などの体の状態)を、リアルタイムに会場内のステージビジョンで公開します!(ゲスト選手のデータも公開予定)
本システムにバイタルセンサーを連携させることで、建築や土木などインフラを構築しにくい環境下にいる現場作業者の位置と健康状態を、遠隔から常時監視できるIoTシステムとして安全安心を提供します。
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※1 ウェーブガイドLAN
建設現場などで使用される単管パイプを活用し電波を放射するアンテナユニットとの接続で、LANケーブルを敷設することなく建物全体に堅牢で快適な無線通信環境を構築できます。
建設現場において本システムが普及することでIoT機器のデジタル化が促進されるほか、現場に行かずとも遠隔地から臨場できるようになるなど、ICT施工による業務効率化・働き方改革も期待できます。
「 ウェーブガイドLAN」について
https://www.furuno.com/special/jp/waveguidelan/
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ステアクライミング(階段マラソン)とは
建造物の階段を駆け上がるタイムトライアルレースです。山岳を一気に駆け上がる「スカイランニング」の都市型ニュースポーツとして2009年に世界シリーズがスタートしました。世界を代表する都市であるドバイ、ロンドン、ニューヨークなどの超高層ビルやタワーがレース会場となり、世界で急速に人気が高まっている競技です。
2023 STAIRCLIMBING WORLD CHAMPIONSHIPS (大阪) 概要
日本初開催(世界選手権大会※2として、日本初開催となります)
開催日:2023年11月19日(日)
会場:あべのハルカス(300m) ※フィニッシュ地点は 288m地点
参加者:約1,500名
階段数:1,610段
大会公式サイト:https://www.sjc-kaidan.jp/
※2 世界選手権は INTERNATIONAL SKYRUNNING FEDERATION (ISF)が主管となって開催されています。
https://www.skyrunning.com/2023-stairclimbing-world-championships/
お問合せ先
大会に関するメディアからのお問合せ
https://pro.form-mailer.jp/fms/31959d64284738
「ウェーブガイドLAN」「バイタルセンサー連携」に関するお問合せ
古野電気株式会社 https://www.furuno.co.jp/contact/cnt_contech.html