古野電気株式会社（本社：兵庫県西宮市、代表取締役社長執行役員：古野幸男、以下 当社）は、2024年6月19日（水）に西宮市立瓦木小学校において、「海」をテーマにした環境学習イベントを初開催しました。
環境学習イベント「おさかなトークショー」開催時の様子
本取り組みは、当社の公式アンバサダーである「さかなのおにいさん かわちゃん」（以下、かわちゃん）と共に西宮市立瓦木小学校の全校生徒約400名を対象に実施したもので、“さかなを好きになると海はゆたかになる”をテーマに、楽しいおさかなクイズショーを通して海の魅力や環境問題について学びました。学習した子どもたちは、西宮に生息する身近な魚など様々な海の世界に触れることで、現在、そして未来の海洋環境を考える契機となりました。
環境学習イベント終了後には「海を未来にプロジェクト！」の掛け声で会を締めくくりました
小学校での「環境学習イベント」の開催に至った背景
2022年の夏、当社が主催するイベントに参加した2人の小学生が、海の魅力や環境問題について学び、それらを「自分達だけではなく学校のみんなにも知ってほしい」と、自身が通う瓦木小学校の校長先生に直談判しました。何度も校長室に訪れる生徒の熱意に触れた校長先生は、生徒の熱い思いを形にするために自らもイベント会場に足を運んだ後、直接かわちゃんに問合せを行ったことで、環境学習イベントの実現にむけた取り組みが始動しました。
写真左から）当社 古野幸男社長、さかなのおにいさん かわちゃん 石井登志郎西宮市長
その後、今年2月に当社の古野幸男社長とかわちゃんは、西宮市の石井登志郎市長を表敬訪問し、「今後、市内の小学校において子どもたちに海の魅力を伝える活動を西宮市と共に実施していきたい」ことを要望しました。市長からは「子どもたちに、西宮の海の魅力を伝えるチャンスが広がればありがたいと思う。一緒にやっていきましょう！協力します。」と力強い回答があり、今回の初開催に至りました。
市内の小学校での「環境学習イベント」を通した目標
当社では未来を担う子どもたちに海を好きになってもらうために、「こども食堂」への新鮮な海の幸の提供や、海に関する小学生の自由研究を美術学生がイラストでわかりやすく仕上げる「海洋インフォグラフィックコンテスト」への古野電気賞の提供、夏休みの子どもを対象にした「海のお仕事体験プログラム」など様々な啓発活動を通して全国の子どもたちに海の魅力を伝えています。
今後、「海」をテーマにした環境学習イベントでは、西宮市立瓦木小学校での初開催を皮切りに市内の小学校を対象とする継続的な活動にすることで、西宮の子どもたちが日本一海に親しみを持ち、海を好きになってもらうことを目指します。
海に育てられた企業として、海を“未来”につなげていく
身近な海の魅力を伝えることで「好き」になってもらう。好きになったものは「守りたい」と思う。
一人でも多くの行動を後押しすることで豊かな自然を守り、海を未来につなげていきます。
関連リンク
2024年2月29日発表（古野電気）：西宮市長を表敬訪問「FURUNO海を未来にプロジェクト」を紹介
https://www.furuno.co.jp/news/general/general_category.html?itemid=1456&dispmid=1017