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2008年05月30日
新しい2アンテナ方式。高精度に真方位信号を測定検出!
古野電気は、新型サテライトコンパス(SC-30)を開発、6月1日から発売します。 この新製品は、GPS衛星から発射される電波を受信することにより、自船の船首方位(真方位)、自船の動揺、自船の上下動、自船位置などを測定検出するサテライトコンパスです。レーダーやソナーなどに接続することで、航海漁労電子機器を効果的に活用することができます。 本機は斬新なデザインを採用、また小型軽量のため、プレジャーボートや小型漁船に最適です。
<特徴>
■小型軽量の2アンテナ方式ながら、従来の3アンテナ方式と同等の方位精度を実現しています。 (もちろん、ジャイロコンパス同等の方位精度を誇ります) ■アンテナは、白い艇体のプレジャーボートにマッチする斬新なデザインを採用しています。小型軽量なため装備も容易です。 ■測定検出した真方位信号は、レーダーやソナーなど、航海漁労電子機器へ送出します。各機器側では真方位信号を有効に活用できます。 (真方位信号は、最新の航海漁労機器から旧タイプのものまでほとんどの機器へ入力できます。ただし、旧タイプの製品の場合はオプションユニットが必要) ■特にレーダーでは、ノースアップ表示、トルーモーション表示、真エコートレイル、ARPA(自動衝突予防援助装置)機能などに役立ち、ソナーや魚群探知機では海中映像の動揺補正、上下補正に極めて有効です。 ■本コンパスの静定時間はわずか約3分です。このため出港寸前に電源をオンにすれば、すぐに正常に動作を開始します。 (従来のジャイロコンパスでは、電源オン後、機器が安定に動作するまで少なくとも3時間を要します) ■本コンパスはGPS電波を受信するだけですから、メンテナンスフリーです。 (ジャイロコンパスでは高速回転のコマなど、機構部の定期的なメンテナンスが必要です) ■磁気の影響を受けず、安定した真方位信号を提供します。
<仕様>
姿勢角精度:1.0゜rms 静定時間:約3分 測位精度(船位):GPS 10 m以下、 WAAS 3 m以下 電源:DC12-24 V 外寸法、質量:横幅68 X 高さ14 cm X 奥行き19 cm、2.5 kg (1)標準構成はアンテナ部(演算部内蔵)のみです。表示部はありません。 (2)ネットワーク対応航海電子機器「NavNet 3D」ほかに接続可能 ■発売予定時期・・・2008年6月1日 ■標準価格・・・294,000円(税込) ■年間販売予定台数・・・1,200台(輸出含む)
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