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ニュース詳細

「ブラインドセーリング」、6月8日に大阪を出港しました!!

2013年06月11日

岩本氏と辛坊氏、「感謝の気持ちを船に載せ、無事の到着を誓う」と宣言

古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、古野幸男社長)がオフィシャルスポンサーを務める「ブラインドセーリング」プロジェクトで、小型セーリングヨットでの太平洋横断の挑戦に臨む米国在住のブラインド(視覚障碍者)セーラー・岩本光弘(いわもと・みつひろ、通称HIROさん)氏とニュースキャスター・辛坊治郎(しんぼう・じろう)氏は8日、大阪北港ヨットハーバー(大阪市此花区)から小名浜港(福島県いわき市)に向けて無事に出港いたしました。

観衆に見守られながら出港する風景
▲約1,000人の観衆に見守られながら無事に出港

◆ブラインドセーリング」プロジェクトは、3月13日に「プロジェクトD2製作委員会」が発表のとおり、両氏が日本の小名浜港(福島県いわき市)から米国カリフォルニア州サンディエゴまで約8,160km・55日間にわたり、セーリングヨット「AEOLUS」(エオラス号、28フィート)でダブルハンド(乗員2人)帆走する太平洋横断の挑戦です。

◆当社は昨年初頭の企画打診以降、各種航海・無線通信機器の提供にとどまらず、機器の設定調整・整備、さらには「辛坊氏と一緒に第一級海上特殊無線技士の資格を取得する」に至るまで、さまざまな支援活動を展開してきました。5月20日に当社へ表敬訪問された両氏は、当社の支援に感謝の言葉をいただくとともに、サンディエゴまで航海の無事を約されております。

◆両氏は8日(土)、大阪北港ヨットハーバー(大阪市此花区)で「公開会見&出港式」を開催し、これまで2人で取り組んできたトレーニングの様子やプロジェクトにかける熱意を語りました。会見ではマスコミからの質問に答える形で、「古野電気の最新機器がなければ、この挑戦が実現することはなかった」と岩本氏が述べると、「技術の進歩を実感する。通信と航海の両面でサポートしていただいていることに感謝したい」とした上で、「お世話になったたくさんの皆さんの感謝の気持ちを船に載せ、2人で力を合わせてサンディエゴに無事到着することを誓います」と高らかに宣言されました。

◆両氏は今後、小名浜港(福島県いわき市)へ向けた航海中に機器の最終調整などを行い、同16日(日)に小名浜港から米国サンディエゴへ向かうことになります。

出港イメージ

◆当社はオフィシャルスポンサーとして、安全航海に不可欠な船舶用レーダーやプロッタなどの航海機器・無線通信装置、航行中にテレビ映像やインターネットを通じて情報発信するための衛星通信装置・船上ネットワークの提供に加えて、機器調整のエンジニアリングサービスなど、プロジェクトの成功に向けた全面的なサポートを行っております。

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