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2014年06月19日
1948年(昭和23年)に世界で初めて実用化、水産業の歴史に大きな足跡
古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、古野幸男社長)の魚群探知機が18日、公益社団法人発明協会(東京都港区、床山悦彦会長)の「戦後日本のイノベーション100選」に選定されましたので、お知らせいたします。
▲初期の記録式魚群探知機「F-261」
◆「戦後日本のイノベーション100選」は、発明協会の創立110周年の記念事業として、「戦後日本で成長を遂げ、我が国産業経済の発展に大きく寄与したイノベーションを選定」(同会)するものです。同会は、一般及び有識者への調査等を参考にイノベーション選定委員会(野中郁次郎委員長=一橋大学名誉教授)が審議の上、アンケート投票トップ10件と戦後復興期から高度成長期までのイノベーション28件の計38件を選定し、本日開催の同会理事会後、第1回発表として公表されました。 ◆今回選定された魚群探知機は、水中に超音波を送信し、その反射波の受信により魚群を映像化して探知する装置として、当社が1948年(昭和23年)に世界で初めて実用化したものです。同会によると、「戦前から受け継がれた超音波技術の発展と、中小企業であった同社の企業家的行動による価値創造が生み出したイノベーション」であり、「漁業者の経験と勘に依存していた漁業を科学的見地から実施する方法に変革し、水産業の歴史に大きな足跡を残すこととなった」ことを選定理由に挙げています。 ◆同会は7月8日に、「戦後日本のイノベーション100選 特設サイト」で第1回発表のイノベーション38件について選定結果を一般公開します。当社につきましては、魚群探知機の解説文に加えて、創業者の古野清賢名誉相談役へのインタビュー映像も掲載される予定です。 詳細は、発明協会「戦後日本のイノベーション100選」事務局にお問い合わせ願います。
ご参考
発明協会のニュースリリース(発明協会ホームページより) http://koueki.jiii.or.jp/topics/2014/01innovation.html 「戦後日本のイノベーション100選 特設サイト」(発明協会ホームページより) http://koueki.jiii.or.jp/innovation100/index.html 「魚群探知機の仕組み」について(当社ホームページより) http://www.furuno.co.jp/technology/about/fishfinder1.html
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