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ニュース詳細

マルチGNSS受信チップ・モジュール性能向上版と基準周波数発生器の新商品を紹介

2015年01月08日

1月14~16日、第3回コネクティッド・カー EXPOに出展します

古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、古野幸男社長、以下、当社)は、1月14日(水)~16日(金)に東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催される第3回コネクティッド・カー EXPOに出展し、性能向上した新バージョンのマルチGNSSチップ・モジュールと、新開発のマルチGNSS基準周波数発生器を国内初披露いたします。

【1】デッドレコニング(自律航法)技術の進化により、新宿などGNSS測位では過酷な環境とされる高層ビル街にて超高精度(誤差2.5m、注1)を実現する自律航法マルチGNSS受信モジュール「GV-87」と、欧州の衛星測位システムGalileo E1B/E1C信号(注2)の受信に対応したマルチGNSS受信チップ「eRideOPUS6/7」、同モジュール「GN-86/87」

(注1)誤差2.5m=標準偏差で1σ(シグマ)の実測値として
(注2)Galileo E1B/E1C信号="Galileo OS SIS ICD Issue 1 Revision 1 September 2010" に記載のE1B信号ならびにE1C信号

「eRideOPUS 7」受信チップと受信モジュールのイメージ
▲「eRideOPUS 7」受信チップ(左)と受信モジュール(右、「GN-86」「GN-87」「GV-87」は外観同一)のイメージ (単位:センチメートル)

【2】新開発のマルチGNSS基準周波数発生器「GF-87」シリーズ
◆今年4月に販売開始予定の基準周波数発生器「GF-87」シリーズは、マルチGNSS受信(GPS、GLONASS、QZSS、SBASの各種衛星測位システム)に対応した新商品です。

◆「GF-87」シリーズは、34mm×27mmの世界最小クラスのサイズながらも高精度・高安定の周波数(10MHz)とタイムパルス(1PPS)を出力する「GF-8701」(TCXO搭載モデル)と「GF-8702/8703」(OCXO搭載モデル)、低位相雑音とホールドオーバ状態(注3)での業界最高レベルの周波数・タイムパルス性能を実現した「GF-8704/8705」(OCXO搭載モデル)を取り揃えております。

◆いずれのモデルも無線通信やネットワーク通信、放送等のマスタークロックはもちろんのこと、原子発振器の置き換え用途にも適しています。なお、「GF-8701」と「GF-8702」、「GF-8703」は34mm×27mm、「GF-8704」と「GF-8705」は100mm×52mmとなり、それぞれピンコンパチブルかつ同一出力フォーマットで載せ替えが可能です。

(注3)ホールドオーバ状態=GNSS信号の受信が途切れ、GNSS信号を基準とした発振器の周波数制御ができない状態のこと

「GF-8701」の外観イメージ
▲「GF-8701」の外観イメージ (単位:センチメートル)

上記商品の詳細は下記ウェブサイトをご参照いただくとともに、展示会会場で実際にご確認いただければ幸甚です。
http://www.furuno.com/special/jp/connected-car/

展示会名称:第3回コネクティッド・カー EXPO

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