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ニュース詳細

局地気象観測に最適化した気象レーダーを稚内空港に設置

2015年04月24日

稚内市周辺における気象観測実証実験を開始

古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、古野幸男社長)はこのほど、局地的気象観測に最適化した小型Xバンド二重偏波ドップラ気象レーダー「WR-2100」1基を稚内空港(北海道稚内市)に設置、稚内市周辺の気象観測実証実験を開始しました。

稚内空港ビルの屋上に設置した実験試験局イメージ
▲稚内空港ビルの屋上に設置した実験試験局

◆古野電気は、世界最小・最軽量級のXバンド・二重偏波ドップラ気象レーダー「型式:WR-2100」1基を実験試験局として稚内空港(北海道稚内市)に設置し、4月3日から稚内周辺の気象観測の実証実験を開始いたしました。

◆稚内市周辺は、冬季の天候が安定しないため、航空機の欠航や列車の運休など交通機関の運航に課題を抱えているほか、最近では夏季も集中豪雨による床下・床上浸水や土砂崩れなど、異常気象による被害が発生しております。

◆今回の実証実験では、冬季の稚内空港の就航率改善や異常気象による影響の軽減を目的として、局地気象観測に最適化された当社の気象レーダーを活用して、稚内市周辺における気象観測実証実験を行います。
◆なお、今回の実証実験は稚内空港ビル株式会社、全日本空輸株式会社(稚内空港の就航路線会社)等、空港関係機関の協力を得て実施します。

ご参考)当社の気象観測システムについて
http://www.furuno.com/jp/systems/meteorological-monitoring/

本件に関するお問い合わせ先

古野電気株式会社 舶用機器事業部 システムソリューション部
〒662-8580 兵庫県西宮市芦原町9-52
TEL:0798-63-1201
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