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ニュース詳細

魚群探知機の新商品、高性能グラフ魚探「型式:FCV-2100」

2016年11月08日

魚体長計測の性能向上と高精細な映像表現を同時に実現
古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、古野幸男社長、以下、当社)はこのほど、国内外の漁船向けの高性能グラフ魚探「型式:FCV-2100」を開発し、販売を開始いたしました。本商品は、まき網漁船によるサバやイワシ、アジなどの魚体長を従来機種に比べて正確に表示することで、漁業資源の把握や漁船操業の効率化へ貢献することを目的に開発しました。中周波スプリットビーム(指向角の狭い超音波信号を複数発射する方式)と当社独自技術「TruEcho CHIRP™」(読み=トゥルーエコー・チャープ)を融合することで、特に中表層域の魚体長検出と全層にわたる単体魚の分布表現に威力を発揮します。

表示イメージ
▲表示イメージ(19型ディスプレイ「型式:MU-190HD」(別売)とトラックボール操作部)

【1】信頼性に優れた魚体長計測、画面上で任意の3ケ所を同時に表示
100kHzの中周波スプリットビームと、浅層・深層を問わずにあらゆる探知深度で高分解能な映像表現を実現する「TruEcho CHIRP™」技術をあわせることで、従来機種に比べて魚体長計測の精度やグラフ表示(探知した魚群にどんな大きさの魚がどれくらいの割合で存在するかを棒グラフで表示する機能)の安定性が向上しました。また、画面上で魚体長計測範囲を3ケ所まで任意に設定してリアルタイムに表示できるため、指定範囲内の魚群ごとの魚体長組成を比較分析したり、魚種の判別などにも活用いただけます。
【2】トラックボールとインスタントアクセスバー™で簡単操作
機器の設定・操作はすべて、トラックボール操作部と画面上に表示されるインスタントアクセスバー™で行います。静止画・エコーデータの収録・再生や過去の魚探映像をスクロールバックして確認する機能など、操業時に必要な各種操作を直感的に容易かつスピーディーに行うことができるようになりました。
【3】装備性の高さや外部機器接続による各種機能拡張
従来機種(型式:FCV-2000)と同じ直径16cmの送受波器を採用しており、本商品への換装を容易に行うことができます。また、ネットワーク魚探「型式:DFF3」「型式:DFF1-UHD」との接続による底質判別機能や最大3周波の一画面同時表示など、外部機器と接続することで各種機能を拡張活用することもできます。

※仕様の詳細は、製品情報サイトをご参照願います。
高性能グラフ魚探「型式:FCV-2100」http://www.furuno.com/jp/products/fishfinder/FCV-2100

映像表示の一例
▲映像表示の一例

本製品に関するお問い合わせ先

古野電気株式会社 システム機器事業部
国内営業部 (担当:杉本)
〒662-8580 兵庫県西宮市芦原町9-52
TEL:0798-63-1085

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