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2020年03月16日
NTTデータの防災情報伝達システムに採用
古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、古野幸男社長、以下、当社)は、準天頂衛星 みちびき(以下、みちびき)4機に完全対応した災危通報受信機「型式:QZ-DC1」を開発しました。このたび車載向け品質基準をクリアした安定品質が認められ、株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、本間洋代表取締役社長、以下、NTTデータ)が取り組む防災情報伝達システムに採用されましたのでお知らせいたします。
本商品は、NTTデータが提供する「減災コミュニケーションシステム®」の一部として、みちびきから配信される災害・危機管理通報サービス(以下、災危通報)を自動配信する伝達機能の核に採用されます。
「準天頂衛星 みちびき」を活用した防災情報伝達システムのイメージ
当社が開発した災危通報受信機「型式:QZ-DC1」は、みちびきの災危通報で配信される防災情報(防災機関から発表される地震や津波発生時の災害情報など)を受信するGNSS受信機です。受信した信号は、減災コミュニケーションシステムを介した屋外スピーカーや戸別受信機をはじめ、電光掲示板やデジタルサイネージなどで活用が期待されています。 本商品は、GNSSアンテナと電源を接続するだけで、地上の通信ネットワークに依存することなく、簡単に災危通報を取得できるパッケージ商品となっています。
災危通報受信機「型式:QZ-DC1」
NTTデータが提供する防災情報伝達システム「減災コミュニケーションシステム® 」は、自治体から住民に向けて防災等の情報を伝達するシステムです。携帯通信網、緊急速報メール、LPWA網を活用して多様に情報伝達を実現します。 NTTデータは、災害が激甚化するなどして地上のネットワーク回線が停止した場合でも、屋外スピーカーと災危通報受信機「型式:QZ-DC1」とで、人の操作を介さず、独立して最新の防災情報を配信する仕組みを新たに構築しました。
「減災コミュニケーションシステム®」の全体イメージ
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